マッサージルーム　リカバー | 日記 | 汗が言葉以上に饒舌になる季節

 遥か洋上で準備された気圧がもたらした梅雨前線を一撃で粉砕し、
灼熱の太陽を背負って現れたこの（真夏日）。
（２〜３カ月は平気で居座るぞ）と、言わんばかりの迫力で神戸の街全体を睥睨しております。 気力、体力などチカラと名付くものを悉く、形骸化しそうな勢いですが、
今年もまた、そんな夏と意気投合して起伏を共にし、
享受し、さながら栄養素のように吸収する若き集団が全国各地で目立ってきました。 彼らからほとばしる汗は文字通り、脂肪分と肯定分に富んでおります。 この先、いくらでも育ちそうな彼らな肉体から否定と厭世の気分を洗い流し、
運気などこの世に存在する筈もない、とでも言いたげに斥します。 彼らが流す汗は、それ自体が彼らを率先垂範し、
勝利への道は産道のようにたったひとつなどではなく、
それこそ人の数だけ存在するのだ、と諭します。 また、努力次第では何人とも対の力量を持てる事を自覚させ、神速果断な行動にこそ未来が見えることを理解させます。 汗が言葉以上に語る舞台。
甲子園も面白いが、県大会の決勝戦がまた面白い。