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ひな祭りは女の子の健やかな成長や幸福を願う日。
私の所も上から23歳、20歳、17歳という、もう幼子とは呼べませんが、ガラスケースのひな人形をテーブルに出して、ひし餅とチラシ寿司、そして娘たちが作った自家製ケーキを食べる習慣が今でも続いております。
歳時記を見ていたら、ひな祭りのすぐそばに「雁風呂(がんぶろ)」という季語がありますね。「雁供養(かりくよう)」とも言うそうです。
津軽半島・外ケ浜の伝説とされ、私には初耳学ですがどことなく哀れを誘う話を青森出身のお客様から教えて頂きました
「雁は秋の渡りのときに海上で休むための木片をくわえていて、陸に着くと浜辺に落とすんです。春になると再び、その木片をくわえて北へ帰ります。
ところが厳しい冬が越えられずに命を落とした雁の数だけ浜辺に木片が残ります。
村人はその木片を拾い集めて風呂をたき、雁を供養するそうです。」
ひな祭りのすぐそばにこんな季語であるのは何の寓意か?
相変わらず絶え間なく報道される虐待の犠牲になった子らも皆、そんな木片を落として亡くなっていきます。千葉県の心愛ちゃんの事件後も子どもの虐待が報じられております。残された木片は余りに重すぎますが、おろすわけにはいきません。