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令和になって初めての(リカバー)更新です。
10連休は仕事づくめ。
もちろんそれが悪いことではないのですがいささか閉塞感にさいなまれ近所の山道を少し歩いてみました。
暗い森の中でも突然明るい場所に出くわすことがあります。
見上げると、空がぽっかりと開けている。
近くには根倒れした大木が横たわるか、幹の途中から折れた木が数本立ち尽くしている。
昨秋の台風が残した爪痕でしょうか。
それ自体は無残ですが、地表には青々と草がもえ、日だまりに小さな芽が顔を出しています。上空に枝を伸ばし、日光を独り占めしていた高木が倒れたことで地面に光が届き、眠っていた種子が発芽したということ。
人の手を借りず、樹木が自然に生え替わっていく。即ち天然更新。
スティーブン・スピルバーグ監督「ジュラシック・パーク」の中でジェフ・ゴールドブラムかサム・ニールが言ったか忘れましたが印象的なセリフ
(生命は自分で歩み始める)
気掛かりはイノシシ、アライグマ、シカなどによる食害。
森の回復力を損なうほどに増えているそうです。
旺盛な食欲で、むき出しとなった地表に大雨が降れば土砂崩れを誘発します。
流出した土は川を浅くして氾濫を招く。
土壌の流出は森の再生能力も奪う。
当然、芽を伸ばすための知恵が必要となります。
今年も梅雨や台風の季節があっという間に訪れます。
この数年、毎年見ている河川氾濫による濁流の光景。
村や町を一夜にして吞み込む有様は今や地震より身近な天災になっているようです。
憂いの秋ばかりは避けたい、と遠くからですが願います。