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TOP > マッサージルーム リカバー 日記 > リカバー映画日誌85 剣劇シーンはただ圧巻「大菩薩峠」
昭和生まれの日本人ならだれもが知っている中里介山の長編小説「大菩薩峠」
作者の死によって未完成。
過去に稲垣浩、渡辺邦男、内田吐夢、三隅研次、岡本喜八によって映画化され
今回
岡本版を初めて観ました。
脚本が橋本忍だけあって構成が見事。
というより見どころはラストの仲代達也=机竜之介の剣劇立ち回りに尽きます。
本当にこの剣劇のために岡本監督は引っ張っていったんじゃないかなと思うくらい堪能させてくれます。
タランティーノの「キル・ビル」は絶対に藤田敏八の「修羅雪姫」だけが下敷きではない、と断言できますネ