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連休真っ只中!!
この時期、直面しがちなのが高速道路や施設、観光地のトイレ問題。
かくいうわたくしも齢を重ねるにつれ、利用頻度が増しております。
とにかく我慢できない。
男性にとっては「女性のトイレの問題」は、分からないことだらけですが
「同じ面積なら平等だろ?」
なんてあるわけないようです。
小さい女の子が我慢しきれなくなり、母親が列に割り込む形で「先に使わせてほしい」とお願いしたことをきっかけに論争がわき起こり、ツイッターでも議論になりました。
「子どもに優先させてあげるのが大人の優しさ」と思う人がいる一方、「過活動膀胱ぼうこう」などでいつも尿漏れを心配している大人の女性や、急な生理などで一刻も早くトイレに駆け込みたいという女性もいます。いずれも当事者にとっては非常に深刻な問題であり、簡単には譲れません。(岡本朋子教授が読売新聞に寄せた記事より)
さらに
(トイレ利用時間が男性の2・5倍)かかるそうです。
たしかに女性用トイレの面積は広く設けられるべき。
セオドア・メルフィン監督『ドリーム』
という映画も有人宇宙船プロジェクトという大規模な主題ですが国家の夢の第一歩は女性トイレ改善がスタートラインでした。
やはり個の尊厳が守らなければ何事も成し得ません。
トイレを自由に使えるというのは人間の尊厳を守ろうという最後の砦ではないかと思えます。
東京五輪・パラリンピックでトイレ問題が問われていますが、身障者だけでなく、LGBT向けに更衣室も兼ねた多目的・多機能トイレが時代のすう勢です。
考えてみればトイレを自由に利用できるなんて先進国、文明国、個人尊厳を重んじる国では本来なら当たり前の事。
誰もが思いつかない事を考案する事だけが独創的なツールではなく、当たり前すぎて誰も思いつかない事を実践してみるのも独創的なツールである筈。
それがダイバーシティ推進の根底を支えるのは言うまでもありません。