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季節を連想する花といえば言うまでもなく(サクラ)でしょうが何もそれだけではありますまい。
夏の(ヒマワリ)や秋の(コスモス)そして、いよいよ到来し始めた梅雨の時期(アジサイ)
それぞれが天気によってその魅力が倍増する花ですが、当てはめる字によって随分と連想の領域が増幅されます。
サクラを櫻、桜、さくら・・・と変えるだけでも、入学式や人名などが無限に想起されますが、ヒマワリだって、ひまわり、向日葵などと変えるだけで、ソフィアローレン主演映画や誰かの詩を連想しますし、コスモスだって秋桜と変えれば山口百恵の代表曲を想起します。
で、この時期の
アジサイ。
(紫陽花)の3文字で何が想起されるか?
(雨にぬれて咲く紫の花、日の光にきらめく花)と紐解けば
文字通り他のイメージなど入り込む余地がないほどお手柄の漢字ですね
咲き始めは白い花が多いが、この1週間ほどで急に青や紫の花が目立ってきたようです。
雨の日、花と緑の葉にいくつもの水滴を乗せた姿には、独特の情緒がございます。
ところが最近、漢字、古文書に詳しいお客様から、アジサイは平安中期の辞書『新撰字鏡』の中では〓という字をあてられている事を教えて頂きました。
この〓が意味する葉が衛生効果面からトイレットペーパーとして使われていたらしいから驚き。
思い出せば、白い十文字の花(花序)を咲かせているドクダミは独特の臭気があることからついた名前ですが、別名は十薬。
この葉が高血圧や動脈硬化、痔の治療から便秘予防まで幅広い薬効を持つことから名付けられました。
十薬とドクダミ、紫陽花と〓。
同じ植物の名前でも、どんな漢字をあてるかで、まるで印象が異なってきますが、じめじめしたこの時期の植物は観賞用よりも体調管理用として優先されていたのかもしれません。
朝晩の気温差や湿度など体調を崩しやすいころであるのは今も昔も変わらぬようです。
6月最初のウィークエンド、多数のご来店本当にありがとうございました!!