マッサージルーム　リカバー | 日記 | おかんメール

ＩＴ時代もすっかり地についた感じでして今では７０を超えた方でもメールにスマホ、パソコンを軽々と使いこなす時代です。（私の親は未だにメールさえできませんが）

さて


当店に１０年ほど通いつめている８０近いご婦人のお客様が２ヶ月ほど前に初めて携帯電話を持ちました。同居されていた独身の息子さんが１年間北海道勤務の為一人暮らしを余儀なくされた事がキッカケです。


基本的に自分の身の回りのことは何でもするご婦人ですが（当店にも人の手を借りずに一人でご来店されます）やはり外出先などで困ったことがあった時などを想定して息子さんが慮ったそうです。


息子さんも当店の常連さんなので「何か様子がおかしい、と思ったら連絡してください」と私にも言われました。

まさか、とは思いますが自分が離れている間に話し相手がいなくなり認知症でも発症するのではと、危惧されていたようです。


まあ可能性としてはそれもゼロではないので防止策のひとつとして様子をうかがう程度の用事ならメールのやりとりでもされては、と提案してみると案外二人とも乗り気になってくれました。


もともと好奇心旺盛なご婦人なので（新聞２誌、週刊誌２誌を熟読するそうです）高齢でも学習意欲は盛んでした。練習も兼ねて当店のホームページへのメールもくれた事も１度あります。


一昨日、その息子さんがで帰省されてる中、当店にご来店いただきました。

お母様が思いのほかメールで近況を知らせてくれておられるそうです。それはそれで結構なことなのですが、どうも変換とか改行などが不得手らしく不思議な文面が出来上がる事も多いそうです。


 「見てください」とお母様のメールを見せてくれました。

（何時ごろどつきますか？）
何時ごろ着きますか？と打ったつもりのようです。

 （ただいま、火事で忙しいからまた後でマールします）
多分火事じゃなくて家事でしょうが、もし本当ならマール、いや、メールどころじゃない


（最近、雨が多くてコカインランドによく行きます） やばすぎる。実家の近所にそんな所があるとは！？


息子さんが旭山動物園から（なんか送って欲しい動物写メあるか？）

と送ったら

（ゴジラ）


 さすがに旭山動物園にもそれはいないなあ、と思う。


最後に迫力満点の返信メール

息子さんが何時何時帰るとメールすると

（気を付けてかえって来てくださ死ね）  

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